さて今回から訪問記も書くことにしました。
記念すべき第一弾は、友人のお宅にお邪魔させていただきました。
・システム全景
・トランスポート:PC
・DAC :Chord - Qutest
・プリアンプ:Audio Note - G-70
・パワーアンプ:Audio Note - SOUGA
・スピーカー:Avalon Acoustics - Opus Ceramique
とかなりのハイエンドシステムです。
実はオーナーさんは私と同じ20代、凄いですね。
・音質
音に関しては、Opus Ceramiqueのサランネットの着脱でかなり印象が変わりますが、共通するのは「高い基礎性能に加え、非常にリアルな質感と雰囲気演出」。
例えば下記の様な音源↓
変声期を迎える前の非常に無垢な声、そして一瞬聖歌にも通ずる幻想的な雰囲気。
求められる要素は広い音場と艶、そして幻想さ。
例えば私のリファレンスであるRun Freeとは別のベクトルで、再生が困難なソースです。
それをこのシステムは見事に再現しています。
また聴き疲れしない音、そしてこの澄んだ音は、先日私がレビューを行ったApogee Acousticsのスピーカー群に通じるものがあります。
またAudio NoteのSOUGA/G-70のコンビネーションは非常に小出力かつ、同社の中ではエントリーに属するモデルですが、比較的鳴らすのが難しいOpus Ceramiqueをしっかり駆動していました。
オーナーは「低域が足りない」とおっしゃられていました。
ですが必要以上に出ないだけで、十分かつ深い低域再生能力を有していました。
球アンプに関しては以前845菅のパワーアンプを使用していましたが、MAGICO V3と繋いだ際に低域が暴れていました。
故により小さな2A3で、ここまでスピーカーを制動するAudio Noteの実力を実感しました。
オーディオ的快楽とリアルさという、ある意味二律背反した要素を高次元で達成している、素晴らしいアンプです。
・まとめ
音の方向性が私のシステムとは真逆なので、私が聴くソースとは相性が良くなかったです。
しかし突き抜けた世界観はやはり魅力的で、最近メインシステムにオールマイティーさを要求している身としては勉強になりました。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
P.S.
まささんが飼っている猫のマロン君。
とてもシャイですが、その性格含めてとても可愛かったです。
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