さて今回は映画館レビュー、おおたかの森のTOHO CinemasにあるIMAXのレビューです。
実はここのIMAX、私の家の玄関から劇場の扉まで20分程度と、非常にアクセスが良かったんですよね。
目次
1.内装
2.映像
3.音質
4.まとめ
1.内装
映画館の入り口って、なんというか異世界に入り込むような、浮いた空間になってしまうことが多いのです。
しかし、このTOHO Cinemas流山おおたかの森は、採光がたっぷり入るようなデザインとなっており、非常にライトな入り口です。
個人的には前者の方が好きではありますが、このようなデザインもかなりアリだなと思いました。
映画館のコンセッション、だいぶポップですね。
このカラフルな窓も時間によって変色したり、だいぶ凝った作りです。
それで肝心のIMAX入り口
もう見慣れたIMAXのロゴですね、"with Laser"のロゴが誇らしげです。
2.映像
場内は黒一色の壁面に、IMAXのイメージカラーと同じトーンの青ラインがアクセントになっています。
個人的には迷光対策的にも、大阪や池袋のような派手さではなく、こういう地味な感じにして欲しいんですよね。
またスクリーンは結構小さいです!
体感としては木場や浦和と同程度で、最初は若干幻滅しますが、結局デカすぎるのも私の好みでは無いので丁度いいです。
映像は良くも悪くもIMAXの感じ、若干フォーカスが甘く、レインボーノイズも乗っています。ただ池袋よりかはダイナミックレンジは確保できているかなという印象です。
これはあくまでもインセプションを見た感じであって、Countdownではかなりビビッドに絵は出ていたので単純にソースとの相性な気もします。
よく小さいスクリーンのIMAXを”LIEMAX”という蔑称を付けたりする方がいますが、プロジェクターの性能がまだ追いついていない中で、ただ単に大きくしても見苦しいだけだと思います。
そういった意味で”これくらいのサイズ感が丁度良い”と思います。
3.音質
今回ここに来た理由はズバリ、音を体感しに来るためです。
というのも、ここのサイトは以前IMAXの記事にて紹介した、Danley Sound Lab.との共同開発された新しい世代のスピーカーシステムが入っているのです。
それがこれ↓
結構構造が複雑で、この中にウーファー・ミッドレンジ・ツイーター全部が入っています。
Danleyのホームページから構造の図があったので、掲載しておきます。
それで肝心の音質なのですが・・・・・
今までIMAXで感じていた
・明瞭感のなさ
・解像感のなさ
・粗さ
・音割れ
これが一切感じられませんでした
もちろん室の大きさや、単純な音圧自体もIMAXの中では低いので、一元的な比較は出来ないのですが、それでもIMAXのCountdownで本当に後ろで小さく鳴っている合唱が聞こえた時には感動しました。
また定位も素晴らしく、これまたCountdownにて「The Ultimate Movie Experience → IMAX」に移動するシーン。
まさに音が劇場をぐるっと一回転し、その定位感の良さを体感できました。
現時点でのIMAXでは、個人的に間違いなく一番お勧めできる劇場です。
4.まとめ
スクリーンの大きさの体感だけで言えば、同じTOHO CinemasのTCXの方と同等レベル、日比谷や六本木が比較対象であれば小さいです。
ですが上述したようにスクリーンが大きければ良いというわけでもなく、音の評価も含めたら(私がVive Audioを嫌いなこともあり)割と良い線いっていると思います。
特にIMAXシアター専用のアスペクト比で上映される映画であれば、積極的に行こうかとも考えるほどです。
相変わらずオチが無いレビューですが、是非IMAX遠征をされてる方々に見ていただきたいです。個人的には好きな部類のIMAXシアターでした。
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