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IMAX at テラスモール松戸


さて今回は久々の映画館紹介になります。

IMAXについては以前Door to Doorで30min.という最寄りのTOHO CINEMAS流山おおたかの森を紹介しましたが、実はこちらのテラスモール松戸の方が近かったです。


というわけで連休最終日の本日、見に行ってきました。



目次

1.内装

2.場内

3.映像/音質

4.まとめ


1.内装

内装は黒とベージュ、そして所々にアクセントでグレージュを混ぜた、ショッピングモール内の映画館としては、かなり落ち着いた内装となっています。


空間も十二分に確保されており、閉鎖的に感じてしまう色を、物理的なボリュームで補完しています。


TOHO CINEMAS六本木を筆頭に派手なエントランスの映画館は多々ありますが、個人的にはこれくらいシンプルな方が好きです。


その内装とは打って変わって、エスカレーターはかなりアバンギャルドな仕上げ。

前述したように直前までがかなり落ち着いたトーンなので、余計派手に見えます。






2.場内

場内に入ると、まず目に入ってくるのが「比較的当たりだな」と思わせる大きなスクリーン。

体感で言えば、湘南のIMAXよりやや小さい程度でしょうか?

通常のIMAXよりかは大きな事は確かなように思います。


あとこれは湘南でもそうなのですが、スクリーン付近の両側面は厚手のカーテンのような布がかかっています。


この理由は割と気になる謎です。

マスクでもないでしょうし、音にしても側方はグラスウールが充填されているので、吸音はカーテンがなくても吸音はされるはずです。よくわかりません。


座席はIMAXのロゴが入った椅子。

正直座り心地は今のシネコンの中では椅子のクオリティは中の下という感じです。(特に幅が狭い感じがします。)


なので、最後列はラグジュアリーシートとなっています↓

これは結構ひろびろふかふかで良かったです。


そして場内は(スクリーンを除いて)ほぼ全て黒系で統一されており、アクセントというアクセントもありません。故に非常に暗いです!(素晴らしい)


Dolby Cinemaもそうですが、やはりマッドブラックの内装の方が、黒の締まりも良いですし、なにより没入感がかなり増す気がします。






3.映像/音質

3.1映像

プロジェクターはレーザーIMAXプロジェクター。


正直いつものIMAXレーザーで感じる、若干ボケ気味で黒潰れ/白飛びがあります。

コントラストが狭いのに無理矢理彩度をあげている、すごく失礼な表現をすると「安価なHDR対応PJで見るHDR映像」という感じが払拭できません。

あとちょっと映像が暗すぎるかなと。


ただ誤解して欲しく無いのが、これはIMAX全体に共通する感じなので、松戸が他のサイトに比べて劣っているというわけではないです。


ただ正直部屋がかなり好感触だっただけに、映像が他のIMAX with Laserと比較して差が無いとなると、もうプロジェクターの能力な気がしてなりません。




3.2 音質

スピーカーは最新IMAXの定番であるDanley Sound Labsタイプのスピーカーシステム。

このスピーカーは全て同一モデルなのかなと思ったのですが、実は色々あるようです。


それが分かるのがこの写真↓

まあ分からないですよね(笑)


このスピーカーは裏からスピーカーユニットを取り付けるタイプなので、サイズ的に裏蓋の数=ウーファーユニット数となる可能性が高いです。


実際に一枚目のスピーカーの写真でも、ウーファーが1本あたりに4つ搭載されているのが分かります。


では他のサイトはどうなのか?


一例として流山を出すと

裏蓋は見えませんが、この写真からウーファーが二発/chである事が分かるかと思います。


なので見た目は類似していても、いくつかモデルはあるのだと思います。



それで音質についてなのですが

・IMAX史上もっともタイトな音

・音の破綻はない

・情報量や空間表現は通常感以上、流山未満

・低域というかサブウーファーがかなり大人しめ

・その分メインchがかなりがんばってる

というのがざっくりとした感想です。



今回見た映画がワイルドスピード最新作だったので、当然ながら低域を多く含んだ音源がぶっ通しで流れます。


そこで感じたのが低域のアタック感。

IMAXはサブウーファーがこれでもかというほど大きな支配力があり、アタック感が鈍いというのが概ね全てのIMAXに感じる印象でした。


しかし松戸はサブウーファーのゲインが他の劇場ほど高くなく(かつIMAXはメインスピーカーにもフルレンジ帯域を入力しているので)、メインのタイトなアタック感のある低域の存在感がかなりありました。


質の異なるメインchの低域とサブウーファーの低域が共存する、今までに聞いた事が無い音で面白かったです。


これは映画というコンテンツで優位になるのかは分かりませんが、エンドロールでのノリの良さというか、もっさり感というか、違和感は少なかったです。


ただ今回は通常に比べて前方(劇場中央通路付近)に座ったから、サブウーファー帯域が弱く感じたのかもしれません。






4.まとめ

あまり良い感触じゃなかったようなレビューではありますが、全ての要素で並のIMAXの平均は超えてくる、(IMAXの中では)優秀なサイトだと思います。


「IMAX GTのアス比じゃ無いし、普通のIMAXアス比ならここで良いか」、そう思えるくらいには良いです。













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